豆乳の栄養の最近のブログ記事
豆乳のトリプシンインヒビター
豆乳に含まれるトリプシンインヒビターは、すい臓自体を強化(血糖値を下げるインスリンを分泌する細胞を増加し、インスリンの分泌を良くする)する働きがあるといわれています。
このようなことから、トリプシンインヒビターは、糖尿病治療の一つとして注目を浴びている、豆乳の栄養素の一つです。
酵素の一種であるトリプシンインヒビターを糖尿病治療に用いるには、酵素自体が熱に弱いため、短時間・低温で煮出しをして、作りたての煮汁を飲むという方法もあります。
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豆乳の大豆イソフラボン
イソフラボンは、天然に存在する化合物で、強い抗酸化力を持っている、フラボノイドの一種の化合物です。
広い意味でのイソフラボンは、大豆などの植物に多く含まれています。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、化学構造が女性ホルモンに似ているために起こる生体作用から、更年期障害の軽減や、骨粗しょう症の予防等に有用とされている他、日常の食生活で大豆食品を多くとっている日本人は、欧米人に比べて、ホルモンに関係するガンの発生が少ないといわれています。
ただ、食品安全委員会新開発食品専門調査会によると、特定保健用食品としての大豆イソフラボンの、安全な一日上乗せ摂取量の上限値は30mgとされていますから、これを参考にして、サプリメントのみの過剰な摂取にならないよう気をつけてください。
サプリメントだけに頼らず、豆乳をきちんと飲むようにするとよいでしょう。
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豆乳の栄養素大豆サポニン
豆乳の栄養素の一つである大豆サポニンは、活性酸素を抑制することにより、成人病や老化防止効果の機能が注目されている栄養素です。
また、大豆サポニンには肥満防止の作用もあり、栄養を吸収する働きのある、腸の内壁にある絨毛を収縮するとされています。
大豆サポニンなどの摂取により、絨毛が細く正常化すれば、栄養分を過剰吸収しなくなるというわけで、ダイエットに最適なのです。
その他の大豆サポニンの機能として、老化のもとになる脂肪酸の酸化を防ぐことや脂肪の蓄積を防ぐこと、血栓の予防、脂肪の蓄積を防ぐこと、また、腸を刺激して便通をよくすることなど、たくさんの働きを持つ栄養素なのです。
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豆乳の栄養素ビタミン類
豆乳の栄養素の一つである、ビタミン類のビタミンB群は、脳や神経のエネルギー源となります。
しかし、ビタミンB1が不足すると、エネルギーの代謝が悪くなり、疲れやすくなるだけではなく、動悸などといった症状が出てきます。
また、集中力の低下や、イライラなどの症状が生じます。
豆乳に含まれるビタミンB群の中には、葉酸があり、遺伝物質であるDNAやRNAを構成する核酸の合成に必要な栄養素です。
この葉酸が不足すると、貧血の原因になるといわれており、ビタミンB12の生成とも密接な関係を持っているのです。
また、豆乳の栄養素のビタミン類には、ビタミンEも含まれています。
ビタミンEは老化防止に効果があるといわれ、逆に不足するとしみができたり、血行が悪くなったりして、いろいろな症状が出てきます。
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豆乳の栄養の特徴
豆乳は、人の体の三大栄養素である、タンパク質・炭水化物(糖質)・脂質のうち、特に良質なタンパク質と脂質という栄養が、多く含まれています。
特に働き盛りの男性には、ノンコレステロールで、ビタミン、ミネラルが豊富な豆乳を飲むことをおすすめします。
また、鉄分が不足しがちな女性には、牛乳の10倍以上鉄分を含み、美容にはビタミンB群、Eの効果が望めることから、豆乳は特におすすめの飲料といえるでしょう。
あるいは、食生活が動物性タンパク質に偏りがちな現代の子どもには、植物性タンパク質や発育に大きな効果があるリジンなど、子どもの成長をサポートしてる役割があります。
このように豆乳は、栄養分が豊富な飲料として、年代に関係なく、すべての人たちにおすすめできるものなのです。
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豆乳の栄養となる成分
豆乳は、栄養的に優れているにもかかわらず、消化のあまり良くない大豆の栄養成分を、消化吸収の良いよう(92~98%が消化吸収されるといわれています)に加工したものです。
大豆の組織を破壊し、タンパク質や脂肪等を遊離させた後、消化の悪い繊維質を除いたものが豆乳で、一般の人はもちろん、赤ちゃんの離乳食や老人、病人にも適しています。
豆乳の食品成分は、エネルギー・水分・タンパク質・脂質・炭水化物・灰分、カリウム・りん・鉄などの無機質、B群・葉酸などのビタミン、脂肪酸・食物繊維など、豊富な栄養素が、バランスよく含まれているのです。