豆乳の大豆イソフラボン
イソフラボンは、天然に存在する化合物で、強い抗酸化力を持っている、フラボノイドの一種の化合物です。
広い意味でのイソフラボンは、大豆などの植物に多く含まれています。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、化学構造が女性ホルモンに似ているために起こる生体作用から、更年期障害の軽減や、骨粗しょう症の予防等に有用とされている他、日常の食生活で大豆食品を多くとっている日本人は、欧米人に比べて、ホルモンに関係するガンの発生が少ないといわれています。
ただ、食品安全委員会新開発食品専門調査会によると、特定保健用食品としての大豆イソフラボンの、安全な一日上乗せ摂取量の上限値は30mgとされていますから、これを参考にして、サプリメントのみの過剰な摂取にならないよう気をつけてください。
サプリメントだけに頼らず、豆乳をきちんと飲むようにするとよいでしょう。