2006年9月アーカイブ
豆乳の原材料 大豆の歴史
豆乳の原材料である大豆の歴史は、約4000年前に中国で始められた野生種大豆の栽培だと考えられていますが、その他の説もあります。
豆乳の原材料の大豆の原産地は、中国東北部からシベリアとの説があります。
日本では弥生時代にすでに栽培されていたとされており、古事記にも記載されているので約2000年くらいの歴史になるのでしょうか。
奈良の都の人々は豆乳の原材料である大豆を使った加工品豆腐や味噌を食べていたといいますから、奈良時代に大陸から仏教などの知識と大豆の加工品やその製造法が伝えられたのでしょう。
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調整豆乳と豆乳飲料
調整豆乳と、豆乳飲料の違いはいったいどこにあるのでしょうか。
調整豆乳とは、原材料の大豆・大豆固形分が6%以上(大豆タンパク質換算3.0%以上)の豆乳のことをいいます。
特に調整豆乳は、糖分・着香料などが加えられており、無調整豆乳に比べて飲みやすいという特徴があります。
一方、果汁入り豆乳飲料とは、原材料の大豆・大豆固形分が2%以上(大豆タンパク質換算0.9%以上)の豆乳のことをいいます。
また、果汁入りではない豆乳飲料は、原材料の大豆・大豆固形分が4%以上(大豆タンパク質換算1.8%以上)の豆乳のことになります。
豆乳飲料は、調整豆乳に比べて、果汁や抹茶・コーヒーなどが加えてあるので、ジュースやドリンク感覚で飲むことのできる、誰にも身近な豆乳飲料です。
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豆乳の原材料大豆とは
豆乳の原材料である大豆は、マメ科の一年生植物で、世界中で広く栽培されている農作物です。
苦味成分のサポニンを多く含み、植物の中では唯一、肉に匹敵するだけのタンパク質を含むことから、ミラクルフードとして注目をあびています。
大豆が別名「畑の肉」と呼ばれているのは、大変有名ですね。
大豆の味は様々な料理になじみ、そのシンプルさや、大豆加工品のバリエーション(豆腐・味噌・納豆・煮豆・きな粉など)の豊富さなどで、豆乳の原材料の大豆は、日本には欠かせない伝統食品の一つとして、食卓のどこかに必ずといっていいほど上がっているといえるでしょう。
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無調整豆乳
無調整豆乳とは、原材料の大豆・大豆固形分が8%以上(大豆タンパク質換算3.8%以上)の豆乳のことをいいます。
無調整豆乳は、調整豆乳・豆乳飲料に比べ、カロリーが最も低く、添加物や甘味物を一切使用していない、という特徴があります。
無調整豆乳の味は、豆腐が液体になったような感じで、とても濃厚で、大豆の味がしっかりと味わえます。
また、鍋料理などにも使うことができ、無調整豆乳を温めることで、自家製の湯葉を作ることも可能です。
最近の豆乳ブームで、無調整豆乳を飲みやすく商品化する企業が多くなりました。
豆臭さや渋みの軽減を図るための加工技術の向上や、無菌包装の技術革新だけでなく、原材料にこだわりの有機大豆のみを使用したりすることで、栄養価の高い無調整豆乳の消費は、年々拡大傾向にあります。