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揖(ゆう)

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30°及び45°のお辞儀のこと。

30°のものを「小揖(しょうゆう)」、45°のものを「深揖(しんゆう)」と呼ぶ。

ちなみに神職は15°、30°、45°、60°、90°のお辞儀を使い分けている。

形代(かたしろ)、雛形(ひながた)、撫形(なでもの)などともいう。

和紙を10~15cmくらいの人の形に似せて細工切りしたものが主に使用される。

大祓(おおはらえ)などで人を祓う際に各自に渡し、身体をそれで拭ったのちに息を吹きかけ、川に流すなどする。

生きた人間の代わりに罪穢(つみけがれ)を背負わせるわけである。

また、地鎮祭などでは鎮物(しずめもの)のひとつとしても使用される。

神職を務める家柄。以下、wikipediaより引用。

社家とは、代々特定神社の神職を世襲してきた家(氏族)のことである。

律令制の崩壊とともに、神職が自分の子にその職を継がせる例が多くなった。

明治4年(1871年)の太政官布告により神職の世襲は、色々と弊害があるとして廃止された。

しかし、第二次世界大戦後、神社や神職が政府の管理から離れたことにより、かつて社家であった家や、明治以降神職となった者の子孫が神職を世襲する例が増加した。

現在ではそのような家のことも社家と呼んでいる。

西暦924年に発布された延喜式にその名が記述されている神社。

全部で2861社ある。これに名があるということは、その当時すでに国家によってその存在を認められていたことを意味する。

神様に神饌をお供えするときなどに使用する食器の一種。

3方向に象眼のある台の上に隅切りの折敷(すみきりのおしき)を乗せたもの。

台と折敷は本来バラバラなのだが、取り扱い易いようにくっつけてあることがある。

あくまでも食器であるため、食べ物以外は乗せない。

また、発音は「サンボウ」であり「サンポウ」ではない。

寺では「三宝」と書くことが多いようだが、これは仏教の三宝(サンポウ)にあてたもののようである。

⇒画像

榊(さかき)

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聖域との「境(さかい)に植える木」で「さかき」と呼ぶとか、常緑のため「栄える木」が縮まって「さかき」と言うとかの説あり。

個人的に後者の方が説得力を感じる。

一般に宅地内には植えるものではないと言われているようだが、一本だけ隅の方に植えたりするくらいは「障り無し」。

そのお祭りを斉行している主たる(祝詞を奏上する)神職。

それ以外の神職は斉員(さいいん)と呼ぶ。

神様にお聞かせする音楽・踊りなどを指す。神様を楽しませるものの意。

一般的には雅楽や大和舞(やまとまい)などを奉納するが、理屈では演歌や流行歌でもその内容に問題がなければ差し支えない。

実際にジャズやロックが奉納されることもある。

案(あん)

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「やつはし」と呼ばれることもある幅の狭いテーブル。

左右合計8本の足がついているように見えることからこの名がついたとみられるが、正式名称は「案」である。

神饌や玉串などを置くために用いられることが多いが、神前結婚式などでは参列者の前に縁起物や土器(かわらけ)を乗せるために置かれているはずである。

大小高低様々な種類があり、用途もいろいろである。

藁と藺草で編んだ厚手の円形の座布団。

神職や参拝者が座るためのもの。