豆乳の栄養素 脂質の一種レシチンの成分コリン
豆乳の栄養素脂質の一種、レシチンの約3分の1の成分を占めるコリンは、神経伝達物質であるアセチルコリンの基になる物質で、記憶や学習に強く関係しているものです。
卵黄に多く含まれていることから、卵黄コリンと呼ばれていることもあります。
この豆乳の栄養素の成分のひとつ、コリンが基となり構成されているアセチルコリンは、一番最初に構造や機能が解明された神経伝達物質で、自律神経・交感神経の節前線維・副交感神経の節後線維・運動神経の伝達物質など、さまざまな役割を果たしています。
また、薬理学においては、副交感神経末端に対する作用のことを「抗コリン作用」と呼んでいます。
このことから、豆乳の栄養素の成分のひとつであるコリンは、人間にとって極めて重要な物質であるといえるのではないでしょうか。