モンスターカレンダー

 2007年4月 »
123456789101112131415161718192021222324252627282930

2007年4月24日アーカイブ

肋間神経痛の注意点

肋間神経痛の症状は、肺気胸(肺に穴が開く病気)の症状と間違えやすい事が
ありますので、呼吸が困難で胸が苦しく痛い場合は呼吸器外科などの
専門医の診察を受けた方がいいです。

また、脊椎(結核、梅毒、腫瘍など)・脊髄の炎症、梅毒性脊髄膜炎、
脊髄腫瘍、大動脈瘤、胸膜炎、肺炎、肺がん、カリエスなど、様々な病気の関係・初発症状の場合もあります。

がんの転移でも肋間神経痛が起こりますが、これは椎体の変化がありますので、
レントゲンやMRI、CTで診断できます。
※ガンの転移では、夜間に横になることが出来ず、座ったままでしか
眠れないこともあります。
病気が原因の肋間神経痛は、胸腔内および腹部臓器の疾患のための痛みが
もとになっている病気の治療が必要です。

胸のあたり、とくに脇腹のあたりに突然痛みが走ったという場合には、
肋骨骨折や胸部の癌でも同じような場所に痛みが走るのでまず医者に
診てもらいレントゲン撮影でも異常がみられなかったのであれば、
肋間神経痛の可能性が高いです。

肋間神経痛と鑑別すべきものとしては、骨疾患のための骨痛や脊髄疾患等のほか、
特に狭心症、心筋梗塞、解離性大動脈瘤、自然気胸、消化性潰瘍、
胆石症などの鑑別は重要で、自然に消滅することが多いが持続する
こともあります。

肋間神経痛の主な原因

■肋間神経痛の原因

・神経の圧迫によるもの
肋骨、胸椎のゆがみや関節の動きの低下が起こる事によって、その周囲の
肋間筋は緊張して神経を圧迫してしまいます。
神経の圧迫による肋間神経痛の多くは一時的な症状で、不自然な姿勢や
疲労により突然症状が出現し、肋骨と背骨の関節が緩んで神経が骨や
筋肉の間にはさまれて痛みが起きます。

・外傷によるもの
胸椎・肋骨の圧迫骨折・骨折やひび、胸部・背部の打撲など、外部からの
圧迫などによる神経炎、またはその後遺症が原因となり肋間神経痛が
出現する場合。
もしくは中年女性に多く見られるようですが「骨粗しょう症」のため、
せきやくしゃみ・弱い外力などでも骨折する場合があるそうです。

・その他の病気・疾患感染によるもの

ウイルス性疾患である帯状庖疹(ヘルペス)も肋間神経痛をきたすことが
ありますが、同時に神経の支配領域に相当する部位に小水泡をもった
発疹を伴うことが特徴です。
ヘルペスウイルスが原因である場合は基礎に免疫力の低下が存在しますので、
この免疫力の低下は疲労からきている場合が多いため、休息が必要になります。
また帯状庖疹(ヘルペス)によるものの場合は、帯状疱疹が治った後でも
肋間神経痛が残る場合が多くあります。
この様な場合、血液の検査をしないと正しい診断はつきませんが、
痛みが非常に激しいことと、二週間ぐらいで痛みが減少するのが特徴です。

肋間神経痛の原因

肋間神経痛は、原因不明の原発性肋間神経痛と、原因の明らかな続発性
肋間神経痛に分けられます。原発性肋間神経痛は過度のストレスが原因で
誘発されることもあります。
原発性肋間神経痛は、心因性の痛みや続発性の痛みを除いたうえで、
末梢神経に何も病変も見出さないものをいいます。

一方、続発性肋間神経痛は、末梢神経および脊髄の知覚神経の刺激や
障害によって出現します。
続発性肋間神経痛の原因としては、肋間神経のまわりの炎症などの
初発症状である場合もあり、変形性脊椎症などの脊椎の病気や帯状疱疹
(ヘルペス)が原因で起きることが多く、胸膜炎、肺炎、肺がんなどの
胸部の内臓が関係していることがあるので注意が必要です。

肋間神経痛の症状

肋間神経痛の症状は、背中から胸腹部の末梢神経である肋間神経に起こる
激しい痛みです。
肋間神経痛の症状は様々で、症状の幅が広いため、自分で判断して
我慢してしまうことが多いようです。
主なものとしては、胸椎ヘルニアなどからくる神経圧迫や、脊髄の腫瘍、
外傷性の血腫、胸椎の捻挫、帯状疱疹(ヘルペス)などの感染により
神経の刺激を受けた結果出てくる痛みや違和感などです。

時には湿布を張るだけで、肋間神経痛を我慢して済ましてしまう人もいます。
実際に湿布でよくなる場合もあるとは思いますが、必ずしもそうでない
場合もあります。

肋間神経痛が疑われる場合はしばらく様子をみて、あまり症状が変わらない
ようなら自己判断に頼らず、必ず専門医の診察を受けることをお勧めします。
その上で、症状にあった治療を受けてください。

肋間神経痛は痛みの症状の差が大きいので、ひどいときには声を出すたびに
激しい痛みを感じることがあります。

また、咳やたとえば深呼吸でさえも痛みが走るといった場合も珍しくはないようです。
逆に、肋間神経の症状が軽い場合、症状に合った薬を飲んだり漢方などで
改善されることがあります。

三叉神経痛の症状

三叉神経痛の症状の特徴は、咀嚼(かむ) 、歯磨き、洗顔、ひげ剃り
などの動作の際に片側の顔面に痛みが出るといったものです。
三叉神経痛の痛みは激痛で、痛みの時間は短いのが症状の特徴です。
三叉神経痛は強烈なので、患者はこれらの痛みが出る動作を避けようとします。
その為顔を歪めてしかめ面になってしまいます。

三叉神経痛には、突発性の症状と症候性の慢性的な痛みがあります。
慢性的な痛みや違和感は比較的少ないといわれておりますが、僅かな
違和感や痺れを三叉神経痛とは思っておらずに生活している方も多くおられます。

症候性の異常の中には、顔の皮膚に虫が這っている感じとか、痺れている
感じとか等の軽い症状もある様です。また口の中や鼻の中の粘膜の異常、
角膜の異常、歯の異常などで、なんら医療的な原因が見当たらない
にもかかわらず、神経支配域に違和感を感じる事もあります。

三叉神経痛は、顔面神経痛とよく間違われますが、顔面神経痛と呼ばれて
いるのは実は三叉神経痛なのです。顔面神経の異常は顔面の運動神経の麻痺です。
また味覚異常です。つまり顔面神経麻痺が正しいのです。

視床痛

視床痛
 脳血管障害の後遺症として、障害側の上下肢に不快な痛みを伴う
ことがあります。視床痛はその代表的なものです。通常、障害後数週から
数ヶ月経過したあとに出現します。視床痛の症状は、原因をとり去ることもできず、なかなか治療が効を奏さない激しい痛みを頑痛で、
痛みは持続性、発作性で焼けつくような耐え難い痛み(視床痛)であり、
外部からの刺激で誘発されます。
頑痛には2種類あり、1つは治療することができないガンの末期などに
生じる痛みで、痛みを感じる末梢神経に絶え間なく痛み刺激が加えられる
ことが原因です(末梢性疼痛)。もう1つは中枢神経、とくに脳の中に
病気があり、それが原因で生じる激しい痛み(中枢性疼痛)です。

視床痛は脳の視床部(感覚の伝導路の中継地点)の病変、とくに脳血管障害に
よって引き起こされます。
治療としては抗てんかん薬、抗うつ薬の服用を行いますが、効果が
不十分のことも多くあります。


お勧めの商品(楽天ショップ)