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2007年11月アーカイブ

帯状疱疹後神経痛

帯状疱疹は、子供の時にかかった水ぼうそうの原因ウイルスが神経の中に潜んでいて、何年かたってから何かのきっかけで再び表に現れてくると起こるものです。疲れたり、体の抵抗力が落ちているときに発症します。帯状疱疹にかかると痛みと小さな水ぶくれが現れます。皮膚の症状や痛みは普通そのうちに治りますが、皮膚の症状が消えた後にも痛みが残る場合があります。これを帯状疱疹後神経痛といいます


帯状疱疹の痛みは、皮膚症状が現れるのと前後して現れてきます。ズキン、ズキンする痛みでこれは、ウイルスにより炎症が起こり、神経が刺激されるためです。
帯状疱疹後神経痛の痛みは、ウイルスが神経を傷つけるために起こるものです。発疹が現れている時のものとは違って、ピリピリしたりするような痛みで、衣服がすれるだけで痛みを起こすことがあります。しかし一方で、夜間はよく眠れたり、何かに集中していると痛みを感じなかったりするという特徴があります。


帯状疱疹後神経痛は、症状や程度が患者さんによって違うため、決まった治療法はありません。それぞれの患者さんに合った治療法が選択され、組み合せられます。また、一度や二度の治療ですぐに治ることはまれなため、根気よく治療を続ける必要があります。痛みは、薬物療法や神経ブロック、理学療法でかなり軽減できるようになります。
前向きに考えて、痛みとじっくり、上手につきあっていくように心がけることが大切です。




入浴で体が温まり血液の循環がよくなると痛みがやわらぎます。他の病気で入浴の制限がなければ、入浴回数を増やしたり、温泉へ出かけるのもよいでしょう。

「寒さ」や「冷たさ」が痛みを増強させることがよくあります。冬には保温し、夏には冷房の冷たい風に直接あたらない、外出時には必ずはおれる衣服を一枚は持って行く、などの工夫をするようにしましょう。




痛みに過敏になっている場合には、衣服がすれただけでも痛みが増すことがあります。サラシや包帯を巻いた後に、衣服を着るなどの工夫をするとよいでしょう。
  ストレスや疲労が痛みを増す原因となることもあります。睡眠を十分にとって、リラックスして過ごすよう心がけましょう。



仕事や趣味などに熱中したり、人と会話するなど、注意が他のことに向いている時には痛みを忘れていることが多く、反対に家にひとりで閉じこもっていると、じっと安静にしているにもかかわらず、痛みが気になり、落ち込んだり、不安になり、その結果痛みの悪循環が起こってしまうことがあります。
痛み以外のことに気が向くように、趣味を持ったり、積極的に外出してみるのもひとつの方法です。

舌咽神経痛の原因

突発性(突然起こった)の舌咽神経痛は血管による圧迫とする説がいちばん有力な説です。舌咽神経の周りに血管が生じたり、元の血管がもろくなって腫れてきたり、動脈瘤が生じたりして神経を圧迫したりいたずらしたりします。

当然ですが血管を処置することが神経圧迫を取り除く事になりますので、多くの場合は手術となります。手術が成功しても痛みが消えないことも多く、全ての舌咽神経痛の原因が血管の圧迫ではないこともまた意味しています。

舌咽神経の異常には腫瘍などの重大な疾患が隠れていることも多いので、しっかりとしたメディカルチェック(病院治療)は重要です。しかし、原因がなかなか見つからないことも多いのが事実で、薬物療法や神経ブロック療法で痛みを止める治療がなされてます。これは根本治療ではなく対症療法になります。

簡単解説

突発性(突然起こった)の舌咽神経痛は原因がはっきりとしていないのが事実のようです。いちばん有力な説は血管による神経の圧迫ではないかという説です。これは検査においても処置においても病院治療になりますので、まずはメディカルチェックが必要です。

しかし、検査において何も発見されずに痛みだけが残るというケースも非常に多いです。この場合は、頭蓋骨や頚椎や筋肉の問題を解決すると比較的よく治る事が多いです。つまり、頚椎のゆがみや筋肉の異常が神経の圧迫もしくは締め付けの原因となり痛みを誘発するということです。物理療法、カイロプラクティック療法、マッサージ療法、鍼灸療法などが効果を発揮します。

ただし、治療の際は十分な検査を済ませた上で医師と相談する事をお勧めいたします。重大な疾患を見逃さないようにするためにも。






舌咽神経痛は原因があまり特定されていないのが事実です。実際よく原因がわからないことの方が多いようです。

ただし腫瘍などによる神経圧迫、もしくは直接腫瘍による病変が見つかる事も多く、しっかりとしたメディカルチェックが必要です。腫瘍が見つかれば腫瘍の治療が最優先され、腫瘍が除去されるような処置を基本とし、手術療法が大きな力を発揮します。

腫瘍による舌咽神経の圧迫もしくはいたずらは突発性の痛みよりもむしろ持続性の痛みが出てくることが想像できます。なぜなら腫瘍自体が短時間で大きくなったり小さくなったりすることはあまり考えられないからです。徐々に大きくなって段々神経をいたずらするようになり、自覚症状も突発的というよりは緩やかに始まるものと思われます。

診断はCTもしくはMRIによる検査となりますが、問診や家族歴も考慮され、生活環境や社会性等も診断の材料とされます。腫瘍の発見は難しく熟練した医師の判断にゆだねられます。発見されれば最優先して治療がなされ、結果として神経痛も治療されます。

腫瘍の治療はメディカル(病院治療)です。腫瘍が見つからなかった場合の舌咽神経痛は、感染症、血管の異常(動脈瘤なども含みます)、もしくは頭蓋骨や頚椎、筋肉の問題が考えられます。耳の下の筋肉の緊張や骨の動きの異常などを調べる必要があります。

感染症や血管の異常はメディカル(病院治療)です。筋肉や骨格の異常は、カイロプラクティック、マッサージ、鍼灸治療などが効果を発揮します。特に原因不明の舌咽神経痛は頚椎や頭蓋骨とその周りの筋肉の異常が大いに考えられ、この治療を施して改善する自覚症状はとても多いです。

いずれも医師との相談の上、的確な治療法を選んで早期に治療を開始することが早く完治するために重要な要素です。



通常、舌咽神経の抹消性の障害は比較的まれであると言われています。しかし、何ら医療的異常が無いにもかかわらず舌咽神経支配域に異常を覚える疾患が大変多くある事は見逃すわけにはいきません。その中の一つに頭蓋骨の縫合異常があると考えられています。

頭蓋骨の縫合(関節の部分)にある頚静脈孔付近での障害では第9、10、11脳神経が一緒に障害を受け、バーネット症候群と呼ばれます。

原因としては、頚静脈血栓症、髄膜炎、髄膜腫、外傷、膿瘍そして、腫瘍があります。どちらかといえば、症候性の痛みや違和感を感じます。突発的な激痛ではありません。髄膜種は非常に見つかりにくい疾患で、その病体が診断されるのにとても長い時間がかかることがあります。診断は難しく、画像診断でさえ判らない事もあります。

舌咽神経は頭蓋骨の関節の隙間から頭蓋骨の外に走行しますが、この頭蓋骨の隙間部分を頚静脈孔と呼んでいます。頚静脈孔の部分で異常がおきると神経が圧迫される事は容易に想像がつきます。

腫瘍をはじめとした上記の重大な原因を除外してもなお症状が持続する事がとても多くあります。このようなケースは頭蓋骨や頚椎を調整して神経の圧迫を取り除く事で舌咽神経痛の症状は軽快します。

また、上部頚椎(首の背骨)の歪みやその周りの筋肉の異常は頚静脈孔においても頚静脈孔の外においても、舌咽神経を刺激する事が考えられます。背骨の調整、筋肉の調整、頚椎の調整は、舌咽神経痛の自覚症状を軽快します。

いずれもまずはメディカルチェック(病院治療)が重要です。重大な疾患が隠れていないことを確かめなければなりません。


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