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肋間神経痛の注意点

肋間神経痛の症状は、肺気胸(肺に穴が開く病気)の症状と間違えやすい事が
ありますので、呼吸が困難で胸が苦しく痛い場合は呼吸器外科などの
専門医の診察を受けた方がいいです。

また、脊椎(結核、梅毒、腫瘍など)・脊髄の炎症、梅毒性脊髄膜炎、
脊髄腫瘍、大動脈瘤、胸膜炎、肺炎、肺がん、カリエスなど、様々な病気の関係・初発症状の場合もあります。

がんの転移でも肋間神経痛が起こりますが、これは椎体の変化がありますので、
レントゲンやMRI、CTで診断できます。
※ガンの転移では、夜間に横になることが出来ず、座ったままでしか
眠れないこともあります。
病気が原因の肋間神経痛は、胸腔内および腹部臓器の疾患のための痛みが
もとになっている病気の治療が必要です。

胸のあたり、とくに脇腹のあたりに突然痛みが走ったという場合には、
肋骨骨折や胸部の癌でも同じような場所に痛みが走るのでまず医者に
診てもらいレントゲン撮影でも異常がみられなかったのであれば、
肋間神経痛の可能性が高いです。

肋間神経痛と鑑別すべきものとしては、骨疾患のための骨痛や脊髄疾患等のほか、
特に狭心症、心筋梗塞、解離性大動脈瘤、自然気胸、消化性潰瘍、
胆石症などの鑑別は重要で、自然に消滅することが多いが持続する
こともあります。

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