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鼻炎と風邪の関係

鼻炎と風邪の関係

アレルギー性鼻炎は、くしゃみや鼻水など風邪と非常によく似た症状が現れます。
そのため、「風邪だろう」と考えて放置し、いつまでも鼻炎が治らないというケースもあります。
アレルギー性鼻炎は、特に他のアレルギー疾患に比べて、症状が軽いので、ついつい見過ごされがちになるので、注意しましょう。

鼻炎と風邪の違いは?

●鼻水
アレルギー性鼻炎の鼻水は、透明でサラっとしています。
これに比べ、風邪の鼻水は症状の進行とともに白く濁りだし、さらに黄緑色に変化し、粘り気のある鼻水になります。
いつまでも透明の鼻水が出る場合は、アレルギー性鼻炎と思ってよいでしょう。

 

●期間
風邪の場合は、引きはじめてから1週間?10日程度で治ります。しかし、アレルギー性鼻炎の場合は、 アレルギーを引き起こす抗原がある間は治ることはないので、長期間にわたり、鼻水が出る場合には、アレルギー性鼻炎を疑い、 医師に診断してもらうように。

●症状の変化
風邪の場合は、 くしゃみ→鼻づまり→のどの痛み・・・などのように、だんだん症状が変化していきます。
しかし、アレルギー性鼻炎の場合は抗原のある期間中、特に症状が大きく変化することはありません。

以上のように、アレルギー性鼻炎と風邪では、症状や期間が違いますので、注意が必要です。くしゃみ、 鼻水の症状が頻繁に起こるような場合は、アレルギー性鼻炎の可能性が高いので、医師に相談してみましょう。

鼻炎と花粉症

花粉症によるアレルギー性鼻炎

鼻の粘膜の炎症によって起こる、くしゃみや鼻水といった鼻炎の症状。
2月?3月頃にスギ花粉が舞う季節に、こんな症状が出る場合は、スギ花粉が原因物質となって起こる、「花粉症」であることが疑われます。 
「花粉症」はアレルギー性鼻炎を起こす原因のひとつであるスギやヒノキなどの花粉を吸い込んでアレルギーを起こす病気で、 これもアレルギー性鼻炎の一つです。
花粉が舞う季節にだけ症状が出るため「季節性アレルギー性鼻炎」とも呼ばれます。
花粉症はスギ花粉以外も原因があります。
たとえば、初夏から秋にかけてブタクサやヨモギなどによっても起こる場合もあり、注意が必要です。

花粉症の症状

花粉症の症状は、アレルギー性鼻炎だけではなく、目のかゆみや結膜の充血などを併発し、非常につらいものです。
吸い込んだ花粉がのどの粘膜に付着すると、のどのイガイガを感じたり、皮膚に付着すると、かゆみや肌荒れなど、実に様々な症状に発展します。 
最近、花粉症が急増している背景には、戦後のスギの植林政策によってスギが増え、スギ花粉の量が増えたためとも言われています。 
アレルギー性鼻炎も花粉症も、体質が関係します。長期的なスタンスで、体質改善を根気よく続けることも大事なのです。
花粉症の原因を遠ざけたり、薬によって、症状を軽くしたりと、様々な対策がとられています。

花粉を避けるポイント

空気が乾燥し、風が強い日には、花粉が多く飛びます。
最近では、WebやTVの天気予報でも、花粉情報が充実しているので、昔に比べ、対策がしやすくなっています。
花粉が多く飛ぶ日には、次の点に気をつけると良いでしょう。

・換気のために窓を開けると、花粉が入ってきやすいので、なるべく窓は開けないように。 

・洗濯物や布団は、花粉がたくさん付着しています。の取り込みは花粉をよく落としてからにしましょう。

・外出する時にはメガネやマスクを着用し、花粉を吸い込まないように心がける。

・花粉を吸っていないと思っても、洋服にはたくさんの花粉が付着しています。そのまま部屋に入るのは厳禁。玄関先で洋服をよくはたき、 部屋に入ってからは洗顔、うがい、鼻をかむなどを心がけましょう。

・過労やストレスは、体の抵抗力を弱まらせ、アレルギー物質や花粉に敏感になってしまいます。十分な睡眠をとり、体力をつけましょう。 

・アレルギー症状を抑える予防薬もひとつの方法です。通常、「抗アレルギー剤」は1、2週間後にその効果が発揮されますので、花粉が飛び散る前に服用すると、効果的です。

鼻炎とは

鼻炎とは

鼻炎とは、風邪ではないのにくしゃみや鼻水、鼻づまり等の症状を起こす、鼻の疾患のことです。 
ウイルスやアレルギーの原因物質(花粉やダニ、埃など)などの異物が体に入ると、これらの物質を排除しようとする働きがあります。 
その時、ヒスタミンなどの化学伝達物質が遊離します。
このヒスタミンによって鼻粘膜の知覚神経が刺激されてくしゃみが出ます。
このように、鼻粘膜が炎症を起こし、くしゃみや鼻水となるのが、「鼻炎」の正体なのです。
鼻炎には、風邪の症状として現れる「急性鼻炎」と、アレルギーによって現れる「アレルギー性鼻炎」があります。

アレルギー性鼻炎の原因

アレルギー性鼻炎症を起こす主な原因は花粉やハウスダスト(家の中のダニやホコリ)、 カビやペットの毛などと言われています。
ハウスダストが原因でアレルギーが起こる場合、特に冬は要注意です。
冬は、窓を閉め切って暖房をするので、ダニや埃が常に部屋の中を飛び回っている状態になるため、症状が強く出ることがあります。 
冬場の空気の乾燥も症状を悪化させる要因となります。

 

「カビ」もアレルギー性鼻炎の原因!?

アレルギー性鼻炎の原因で、意外と知られていないのが、「カビ」の存在です。
実は、アレルギー性鼻炎の原因としては「花粉」、「ハウスダスト」に続いて3番目に多いのが、カビなのです。
カビには植物から発生する物もあり、それらは部屋の中に浮遊します。それを吸うと鼻炎を起こすこともあります。
特に、梅雨の時期にはカビが発生しやすいので、注意が必要です。

 

最近増えている、アレルギー性鼻炎

最近、アレルギー性鼻炎の人が増えています。その原因は生活様式の変化によるものが多いといえるでしょう。
スギ花粉の増加、食生活の変化等のほか、カーペット、エアコンの普及によって、ダニ、ハウスダストが増加しやすい環境になっているのです。

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